渋谷区立上原小学校
 

上原だより 6月号

上原だより 今年度各号へ

 

■ 言葉を大切にし、心豊かに生きる…。(H20.6 巻頭言)

副校長 高島春枝


あじさいの季節になりました。

今年度より、校内研究を国語科とし、「言葉を大切にし、心豊かに生きる子供の育成」をテーマに取り組んでいます。校内には、月代わりで子供たちの音読集より選んだ「詩」が4箇所に掲示してあります。

子供たちは校内を移動するとき、自分の持っている音読集の詩を見つけ、音読集を身近に感じたようです。校内を探検し、あちこちで見つけたと報告に来た2年生がいました。

 昨年度、児童の実態として、相手の話を適切に聞くことが苦手なため、誤解が生じていることから、相手にわかるように自分の考えを伝えることの重要性を共通理解しました。新学習指導要領では、教育内容に関する改善事項として、「言語活動の充実」が盛り込まれています。「生きる力」につながる子供の「言葉の力」をはぐくむことを目標に指導していくことにしました。

 「言葉の力」を育てる方法として、国語科を通して と考えたわけですが、国語科のみで育つわけではありません。国語科では、語彙を増やし豊かに表現できる能力や、文章を的確に理解できる能力の獲得を目指しています。そして、国語科での学びを基礎とし、全教科・領域等で取り組んでいきます。

 生活目標として4月から取り組んだことは、あいさつです。相手に伝わらなければあいさつになりません。相手に伝えるためには、どのようにすればよいのか実践として学びました。昨年度、5・6年生は「自分は、あいさつしている。」と自己評価しましたが、教職員は十分でないと評価しました。人間関係を豊かにするためには、心を伝えることが必要です。この2ヶ月で挨拶はどのようにすればよいのかを少しずつ身につけてきたと感じています。

 また、「言葉の力」を育てる上で学校が担うものは、学級集団作りです。子供達は、友達と意見を言い合ったり、考えを述べたり、集団活動する中で育まれていくものです。そのためには、子供同士で互いに学びある関係が学級にできていることが不可欠です。学級担任と副担任が協力して学級集団作りをしています。

 さらに、教職員の協働体制も大切です。教材や指導方法を共有しあったり、互いに授業評価を行ったりするなど、教師団として子供の「言葉の力」を高める努力を続けています。

 上原小学校に通う子供たち一人一人が、学びを深め心豊かに生きるように教職員がひとつになり取り組んでいきます。


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