ベトナム ホーチミン 初上陸


今回、初めてベトナムへ向った。


空港に降り立ちいきなりこのワザだ。
とっちらかったガキんちょの字のように「りょうがえ」と書いてある。
心憎い日本語に足元をすくわれてしまった。

ホテルはフランス統治時代から建つコンチネンタル。
コロニアル建築が風情をかもし出す、いい雰囲気のホテルだが、今回はネットで1泊7000円弱だから、
なかなかにリーズナブルだった。

早速晩御飯にありつくが、ここの大衆食堂、味もなかなかだし、価格はビールもいれて40000ドン(約350円)だからうれしい。
しかし英語はまったく通じないので、ちょっと思ったのと違う料理もでてはきたが、まいいか。


(こちらは昼食をとった食堂で。だいたい全部で700円くらい。
さとうきびの芯にまいたつくねが美味)


(日本人客が多かった高級料理店。これはバナナの花サラダ。しゃきしゃきして美味しいです)

このほか、とにかくいろいろ食べた。
ベトナムならではという食材を使った料理はもちろん、日本で定番のフォーやゴイクンなど、とにかくベトナム三昧。


(あなたといわれても。。。。(汗)

今年2005年は日本では戦後60年だが、ベトナムは戦後30年だ。
アメリカと敵対してきたベトナムはその復興には相当の苦労があったはずだ。
30年たってようやくその傷から立ち直ろうとしつつ、貧富の差がひろがるなど社会問題も顕在化している。
街角にたつ物売りの子供たちや、肢体不自由な姿の乞食など考えさせられる状況もあるし。

しかし日本と同じようにアメリカに焦土とされた国土をここまで復興させてきたベトナムの人々には感服させられる。
原爆と同様、未だに枯葉剤の影響がある。それもたちが悪いのは子や孫まで影響がでてくる恐れがあることだ。

今、イラクで使われた劣化ウラン弾についてほとんど語られる機会が少ないのはどうしてなのか。
その他、非人的な手段をつかって人々を恐怖に落としいれいている人たちがいる。

◆ ベトナム食材の旅

ベンタイン市場の中でたべたチェー。日本円で100円くらいだったかな?


よくいわれることだけど、日本人には馴染みやすいベトナム料理
チェーなんかは氷あずき、っていうのと近いし、
お好み焼き風あり、うどん風ありでそれほどスパイシーではないのがいいのかな。

それでも日本で食べるベトナム料理とはやはり一味もふた味も違う。
なにがっていうとやはりその素材だろうな。
それと味の素の使い方や、何百種類とあるヌクマムの違い。


今回、半日だけどベトナム料理を教えてもらうツアーに申し込み、実際にお家でいろいろ直接教えてもらうことができた。

何より目からうろこだったのは、ヌクマクのバリエーション。先生のお家でいただいたヌクマムは本当に上品な香りと味で感動してしまいました。

なんでもその魚の使い方、醗酵のさせ方などによっていく種類ものヌクマムができるんだそう。
そのひとつの目安がビンに表示される度数の違い。
度数が高ければ高いほど高級というか、魚の濃度が高いそうだ。で我々もずらーっと並んだスーパーの棚のなかから、51度という高さのヌクマムを購入。

その他、バナナから作る酢や日本ではなかなか手に入らない高級な春雨、フォーのうまみと風味を引き出すスパイスのセットなどなど、ベトナムはほとんど食材の買出しツアーのような状況に(笑)









 ← ちなみにこの品、乾燥ライスペーパーを一気に10枚くらいもどしてしまうというすぐれもの。
 何層にもひらたいカゴのようなものが重なって、そのあいだにペーパーをはさんで、水にどぼっとつけこんでOK,というもの。
 やはりベトナムならではの雑貨でございます。



先生の自宅で料理教室に参加


これはハスの茎サラダ。若い竹の子なんか食感は近いかも。ちなみに花はトマトの皮をくるくるっとまいて作りました



 




そうそう、ベトナムではこんな風景によく出くわすようだ。

教会の横で結婚記念写真をとるカップルが二組。

こうしていろんなポーズをとって、記念のアルバムをつくるんだそう。でもこれって男の人にはかなり恥ずかしい。

二組とも「こうポーズをとって!」とカメラマンからの厳しい指導をうけていたし、新郎にかわってカメラマンがじきじきの演技指導なんかあったりして、あああ恥ずかしい。

でも二人は幸せいっぱいだね。
ポーズがきまったときは拍手、拍手。

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