タイフードフェスティバル
2002年5月11日 代々木公園

、また今年もいってきてしまいました、タイフードフェスティバル。
やっぱし日本中のタイ料理屋が集合したんじゃないかと思うくらい、たくさんのレストランブースが並ぶのと、いろんなタイグッズや、食材が安く手に入るのが魅力ですもん。
ただ、タイの人にいわせると、どこのレストランもパンチに欠けるみたいね。まータイで本場のもの食べたあとだと、やっぱり日本のタイ料理って、日本人向けなのかなーと感じますもんね。それはどこの料理でもそうなんだけど。海外で食べる日本料理もそんなもんでしょ。

 でもでもやっぱりこの匂いと味には魔力があるんだよね。酸っぱい匂い、辛い臭い、甘い臭い、絶妙にブレンドされたタイ料理を目の前にして「本場のものに比べて」なんていう無粋な考えはふきとんでしまいますよ。



 まずはマンゴスチンをトライ。冷凍ものだから香りや甘さはそれなりになってしまうのはあきらめましょう。おいしい!


 
次にイサーン食堂のソムタム、あひるのタイラーメン、これが今回なかなかのものでした。中華風の出汁がきいた深みのあるスープは、普段塩味と甘味のある鳥や豚ベースの透明スープになじんだものには、とても新鮮でしたね。
 つづいてイサーン地方の名物ソーセージと、知人が買ってきた生春巻き、スィートに揚げバナナ&さつまいも、ココナッツプリン、卵の砂糖揚げ(?)など。それにタイ料理のベストパートナー、ビアチャン(ビア・シンが有名だけど、ビア・チャンはあんまり日本で流通してない。このイベントならではかも。)を流し込みながら、
「うーん、アロイ・カーップ」



 
その後も串刺しにしたトトマンプラーや、揚げ春巻き、焼きそばなどを食べたり、食材を買いまくったり、なんだかバンコクの街角を歩いているような錯覚に?そういえばタイの国営テレビなども取材にきてました。年々このイベントにはタイも力をいれているんでしょうかね。
 会場のブースには関東周辺のタイ関連企業や商社、商店など100ブースは並んでました。わざわざ本国から来た人たちもいましたね。日本語全然通じてない人もいたし。タオライカップ?
(タイ食材専門のオンラインショップができたそうです。www.tomyam-ichiba.com)

 さてさて、今回のステージプログラムに、管理人トロ姉の師匠たちが出演するということもあり、ステージ前に陣取りました。そこにタイでは大人気のグループ「フライ」のリーダーがソロで登場。とたんに会場は一気にタイ密度がアップして、別世界になっていきました。タイ語で話されても何しゃべっているのかさっぱりですが、彼のサービス精神というか、気さくさには感心しましたね。そこらちゅうのタイ出身者と思われる人たちがどっとステージ前に押しかけ、一緒にポーズとって写真とるは、サインするは、踊りまくるは、いやいや楽しいこと。音楽は基本的にはタイポップスなんだけど、最期のほうでやったポップモーラムが個人的には一押しでした。


(↑うーん、とってもファンキーだわ。けっこう歌詞もいいらしいんけど、なにせ言葉がわからん。)

 
おなか満腹、タイの音楽や舞踊、タイ語会話などで思いっきりタイ漬けの日は、午後5時ころに会場を後にしてお開き。しかしなんだかんだで食ったり買ったりして散財してしまった。気がついたらこんなに買い込んでるんだもの。ドッヒャー。こりゃ当分タイ料理の日々になりそう。ということでトロ姉の使命はお庭で「パクチー(香菜)」を育てること。パクチーのないタイ料理なんて、っていうもんでしょ。
                 

   ■ さてさて来年以降の教訓その1
      タイフードフェスティバルには敷物と濡れティッシュを携帯すること!