>>>入魂ライブの全容はこれだ!!

◆とき:2003年7月5日
◆ばしょ:新高円寺 リッツ

 ことし初のライブはかなり狭いステージにぎゅうぎゅうづめパックとなった緊張感あるものになったですね。なにより予定のボーカルのスケジュールがどたキャン、結果リハ不足のまま本番に突入。それでもリズムやアンサンブルの乱れにも目をつむり、暖かい応援に最後まで励まされたものとなったのでした。

 ◆当日演奏した曲
 ・Green Onion - Soul Finger
 ・Give Me Some Lovin'
 ・I Can't Turn You Loose
 ・In The Midnight Hour
 ・Who's Makin' Love
 ・It's So Wonderful, So Marvelous
 ・Soul Man


【ライブレポートbyへびG】
 リハも結局舞台の位置やマイクセッティングにほとんどの時間を費やし、本番前も予定以上の時間をくってしまい、あわただしいなかのスタートとなったのです。

 やっぱりなんだかテンポがはやいなあ、と危惧したのもつかのま、メドレーではいったSoul Fingerもラッパのテンポはすでにハイテンション、ドラムスが一気にたたみかけて前のめりに最後まで疾走!Give Me Some Lovin'もそのまま撃沈かと思いきや、冷静さを取り戻そうとしたドラムの急激なスローカウントにギターもよろめき、練習のときあれほど確認したビートのことなどどこへいったやらの麦藁帽子。

 MCがはいって一息ついたのが奏効したのか、こなれたI Can't Turn You Looseでバンドのノリは上向きへ?「3時間やれ!」だの景気のよい観客の反応に気をよくしたものの、ブラスの体力は一気に臨界点へ! ぶっといグルーブが要求されるIn The Midnight Hourでは精力つきかけたまま、ラストのお約束ごとはついに忘却の彼方。

 まだまだ女の一人や二人、泣かせられるぜぃ、とはいかない中年おやじたちはすでに疲労の色濃く、Who's Makin Loveなんてかまっちゃいられない。あげくに曲の冒頭にきめごと多きIt's So Wonderful, So Marvelousは16分音符のステレオ効果とダブリング効果を生の楽器で繰り広げ、ベースの指はもう硬直状態、ドラムのバスドラは脚気状態となりつつあった。

 そして怒涛のラストを飾るはバンドの16番、川上!じゃなくて18番、 もう押さえのきかないリズムはラストを待ちきれず怒涛の加速度運動、ブラスはなぜか譜面をみながらぜんぜん違うことをやってしまうという曲芸披露だ!
 あー、こうして30分のライブを終了した彼ら、もう頭のなかはビールを飲むことしか考えてない。中野の飲み屋へと向うバンドの面々、次のライブにはまたさらに年を重ね、体力を消耗して、なにをみせてくれるのであろうか?

 Many Thanks to Ms.Kamisago, Mr. Kaneko and other good fellows! Special thanks to Ikuko and Angela, happy for your coming to see us!

 

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